GOT2000(GT25・27)からは標準でUSBとSDカードスロットが内蔵されている
外部端末用のスロットが用意されていることによって簡単に外部記憶媒体に設備のデータをロギングすることができます。
ロギングとは
PLCの接点やデバイスの値を一定間隔もしくはトリガが立った瞬間に収集する機能です。CSVで保存することができるためデータをエクセルでグラフ化することができます。
GOTの場合、最短ロギング間隔は0.1msと少し遅いので、スキャンタイムと同期してロギングしたい場合はQD81DL96を利用してください。ただ、ロギングソフトの使いやすさや作業性はGOTに軍配が上がります。
ロギングの設定方法
パソコンとGOTを接続した後、GT Designer3(MITSUBISHI)を起動します。[プロジェクト]→[ロギング]→[新規]をクリックしていきます。ロギングの基本設定画面が出てくるのでロギングのトリガ条件を設定します。
デバイス設定画面で収集するデータの情報を入力します。
ファイル保存タブから保存先のドライブと保存トリガを設定します。
ロギングがうまくいかないときは
ロギングの設定を終えた後、実際にロギングがうまくいっているかどうかがわかりずらい、デバックがしにくい問題があります。ロギングが動いているかどうか外部からだとわかりにくいんですよね。だから、SDカードを抜いてPCで確認してうまくいってなかったらもう一度SDカードを差して設定しなおうといったことを繰り返してしまう。
そんなときはGOTタッチパネル本体の端を押して設定画面を出してください。ファイルマネージャを開いて保存先のドライブにG2Lファイルが存在していれば成功しています。
↓ロギングの他局アクセス方法が知りたい人は以下を参考にしてください。