KeyenceのKVシリーズPLCで内部レジスタを扱うときの考え方について記述します。
内部レジスタは基本的にLDA,STA命令でしか使わない
内部レジスタは演算・拡張命令において、一時的にデータを格納するときに使用するデバイスです。
命令やサフィックスに応じて
「16ビット内部レジスタ」
「32ビット内部レジスタ」
「64ビット内部レジスタ」
が自動的に割り当てられて使用されます。
LDA命令で読み出した値を内部レジスタに格納して演算し、結果をSTA命令で指定したデバイスに書き込むといった使い方をします。
詳しくはLDA,STA命令の使い方で記述しています。
補足
内部レジスタに書込まれたデータは、次の書込みで上書きされるまで変化することはありません。
電源ON,もしくはプログラムモードからRUNモードに切替えた際に値が0にクリアされます。