IAIのSEL言語を使って変数代入操作を行う場合に使用する命令です。
XSELやMSELで使用することができます。
- LET:変数代入
命令の記入方法
SEL言語構造のCmndにLET命令を入力し、Operand1に変数Noを記入します。Operand2に数値(データ)を入力します。
拡張条件 | 入力条件 | 命令 | 操作1 | 操作2 | 出力部 |
E | N,Cnd | Cmnd | Operand1 | Operand2 | Pst |
LET | 変数No | 数値 (データ) | ZR |
LET命令のサンプルプログラム
変数2にデータである100を代入するプログラムです。
2 = 100 ; のイメージです。一般的な高級言語では2でなくxやyなどのアルファベットを使いますが、SEL言語では変数名にアルファベットを使うことはできません。
拡張条件 | 入力条件 | 命令 | 操作1 | 操作2 | 出力部 | コメント |
E | N,Cnd | Cmnd | Operand1 | Operand2 | Pst | Comment |
LET | 2 | 100 | 変数2に100を代入 |
数字の前にアスタリスクを記入することで、変数に入っている中身を直接扱うことができます。
拡張条件 | 入力条件 | 命令 | 操作1 | 操作2 | 出力部 | コメント |
E | N,Cnd | Cmnd | Operand1 | Operand2 | Pst | Comment |
LET | 2 | 3 | 変数2に3を代入 | |||
LET | 4 | 11 | 変数4に11を代入 | |||
LET | *2 | *4 | 変数2に変数4の中身である11を代入 (変数2に入っていた数値の3が 消えて11に変わる) |